最近よく耳にする、ホームステージングって何?【賃貸】

ホームステージングという言葉ご存知ですか?

 

ホームステージングとは「快適な住まいと暮らしを実現するためのさまざまな問題を、専門知識と技術で解決することで、住まいの価値や暮らしの質を高めること」と定義しています。

ここでの専門知識と技術とは、片付けや掃除、インテリア、香りなどのこと。そして、賃貸住宅におけるホームステージング(空き室ホームステージング)とは、前出のような専門知識と技術を使って「住みたいと思わせる部屋にする」こと。さらに入居後もずっと住み続けたいと思わせることであり、部屋の価値、暮らしの質を上げることで「部屋を商品化する」こと。

例えば車を売る場合、汚れたまま売る人はいないはず。洗車をしたり、車内の掃除をしたり、キズを目立たなくするなど、買いたいと思わせようとするでしょう。

また、最近では賃貸住宅を探す場合、ネットでの物件検索が一般的。そこで見る部屋の写真が、家具も何もない部屋と、ホームステージングが行われた部屋だった場合、どちらが目をひくかといえば、明らかに後者だろう。たくさんの物件が並ぶポータルサイトにはまだまだホームステージングされた写真が少ないため、ぜひ実践してみてほしい。

ホームステージングのメリットは、借主にとっては「新生活をイメージできる」「画像で選びやすい」「家具のサイズが把握できる」など。一方、貸主にとっても「空き室期間が短い」「集客がしやすい」「宣伝してもらいやすい」などが挙げられる。

 

ホームステージングのコツ

 

ホームステージングを行う場合、物件に対して具体的なイメージを持つことが重要!

入居者は単身かファミリーか、趣味は、年齢は、などと想定し、そこにどんなシーンが生まれるかを考える。

例えば子ども部屋にはおもちゃを配置するなど、ターゲットを決めることで、具体的な演出をイメージできるのです。

もちろん、それ以前に部屋の掃除、排水口の臭いチェックなどは必須だ。また照明も大切なポイント。内見時は昼間であってもすべての部屋の照明をつける、もし明るさ不足なら、電球を変えるか間接照明を足すなどしてほしいとのこと。できればブレーカーでいっせい点灯するように設定しておくと印象も大きく変化するという。

ホームステージングを成功させるには、部屋に「フォーカルポイント」を作ることも重要だ。フォーカルポイントとは、「人の視線が最も集中するポイント」のこと。

部屋のドアを開けたとき最初に視線が向かう所だ。そしてフォーカルポイントになる小物、花や観葉植物、絵画、クッション、食器などのことを「エレメンツ」という。エレメンツを効果的に使うには、例えば、クッションならカバーの色を季節に合わせて変えてもいいですよね。これなら低予算で対応可能。

ホームステージング活用例

内見時に最初に目にする玄関では、フォーカルポイントを作る必要があるが、その際、視線が分散してしまうのでエレメンツをあまりたくさん置きすぎないことも重要。数は3つほどに抑え、できるだけ三角形をイメージした高低差をつけて配置すると、より効果的になる。

また、床面を広く見せることで部屋が広く見えるテクニックがある。床全面に家具を置くとかえって狭く見えてしまうので、全体の3分の1くらいにとどめ、壁際に寄せて配置すると床面を広く見せられる。

私物を持ち込むなど、お金をかけず感性でホームステージング

例えばアンティークのドアをテーブルに再生して利用したり、内見時に暖色系の明るいスリッパを用意するなど、写真映えや初見の印象を意識してホームステージングを行うと、ネットでの物件探しや内見時の記憶にも残り、注目も集めやすいという。

例えばファミリー物件では、まずターゲットを決めること。比較的若い夫婦を想定した場合、子どもが遊んでいるようなイメージの子ども部屋をホームステージングしておいて、入居者に幸せな家庭を想像させることで成約率を上げられる。実際に半年間空室だった空き部屋をホームステージングしたところ、閑散期の9月にも関わらず1か月ほどで成約に至った例もあるという。

また、部屋だけでなく、物件全体をホームステージングしてアピールすることも重要。駐車場や共用スペースなども、きれいにしておくように心がけたい。

さらに、ホームステージングは入居したら終わりではないのです。

長く住んでもらうためのホームステージングはその後もずっと続くのです。季節の花や、クリスマス、七夕などのイベントごとの飾りつけなどで 物件に愛着を持ってもらえるような工夫が大切なのである。

最後にホームステージングについて、お金をかけなくても、観葉植物、カーテン、クッションなど、小さいところから始めてほしい。また自分でやるのに自信がないなら、業者に依頼して始めることも可能ですよ。

いかがでしたか まずは出来るところからはじめませんか